体に優しい温度・湿度環境をご存じですか?

現在の家造りは、省エネ化を推奨するがあまり過剰な涼しさと過剰な暖かさPRしているハウスメーカーが目立ちます。果たしてその温度が住む人にとって本当に健康的なんでしょうか?私達の住む日本では、自然との調和を基本にした家造りがされていました。しかし現在はスイッチひとつで室温が調整できます。

 そこには自然との調和は存在しません。何もかもが人工的ななってしまった事で、子供や高齢者の健康に影響が出ている事は御存じですか?リモコンの数字による温度の操作ではなく、体のセンサーで感じる温度の方が大切なのです。今一度、人にとって快適な空間?を見直してみてはいかがでしょうか?


機械による快適性がもたらすリスク


汗をかかない子供達が増えている!


夏の体温上昇を防ぐために、しっかりかきたい汗。ところが最近の子供たちは、汗をかきにくいと言われています。能動汗腺の数を左右するのは、「乳幼児期の過ごした環境」だといわれています。データによれば、2歳半ごろまでには数が決まるのだとか。エアコンの効いた、涼しいところで過ごせば、あまり汗をかく必要がありませんから、能動汗腺の数の増え方はゆるやかになります。逆に暑い所で過ごせば、たっぷりと汗をかきながら、能動汗腺もしっかり発達していきます。今では生まれたときから冷房があるのが当たり前乳幼児期に汗をかく機会が減っています。その結果、能動汗腺があまり発達せず、能動汗腺が少ない子供、つまり「汗のかけない子供」が増えているのです。


汗をかかない事へのリスク


1)熱がこもり、熱中症にかかりやすくなる

やはり、「熱中症にかかりやすくなる」ことが、一番のデメリット。汗をうまくかけなければ、体内に熱がこもることに。

 

2)熱の発生が抑えられ「低体温児」になる

身体には、自分の身体を守るための機能が備わっています。「汗をかけない」ということは、「体温上昇に対応する機能が弱い」ということ。身体はその弱点をカバーしようとして基礎代謝を低くし、熱の発生を押さえようとするのです。

3)アンモニアなどが含まれ、悪臭を放つ

正常に働いている汗腺であれば、水以外の成分を吸収するので、汗の材料にはなりません。ところがうまく働かなければ、汗の中にこれらの成分が含まれることに。すると時間が経つと肌表面で雑菌が繁殖し、におったりベタベタしたりするのです。



大切なのは温度と湿度の関係

快適な家を考えるとき、建物内の温度差が5℃以上にならないように計画をする事が大切です。其の為にはなるべく断熱材をよくして、開口部についても断熱をする事が大切になります。快適な温度・湿度は、冬の室内温度18℃~23℃夏の室内温度25℃~27℃くらい、湿度を40%~60%にコントロール出来ると快適な生活ができます。木の家は、構造材(柱・梁など)が湿度をコントロールしてくれます。(ただし、室内にビニールクロスを張ったりビニールで防湿層を設けている場合は調湿機能は、期待できません。)機械を使わ使用しないで快適な生活を送る為には高い断熱性能と調湿性能が必要となります。

人や部屋によって快適な温度・湿度が違う事がわかります。平均的な部分で判断すると温度18℃~25℃・湿度40%~65%が子供からお年寄りまで、又各部屋にとってもいいのが解ります。



私たちが心地よいと感じるためには気温と湿度が密接に関係しています。気温が高くても湿度が低ければ不快さは減りますし、気温が低くても湿度が高いと寒さを感じにくくなります 蒸し暑い夏には風が吹くだけで体感温度が下がり、涼しく心地よく感じることができます。夏も冬も機械を中心とした温度・湿度管理ではなく、WBハウスのような透湿透過の原理により自然を利用した調湿による、適度に涼しい・適度に暖かいという生活が住む人にとって最も快適といえるでしょう。


湿度環境が人に与える影響

上のイラストからもわかるように、湿度が低すぎるとウィルスが増えやすい環境になります。

逆に湿度が高すぎるとカビやダニが増えやすい環境になります。

上のイラストからも解るように、インフルエンザウィルスは室内の温度にもよりますが、湿度を50%以上室温22℃以上にすると激減するといわれていますので、40%~60%の間に湿度を調節することで、感染の予防になります。


湿度が与える肌への影響

湿度不足は、健康面だけではなく、髪や肌など美容面にも影響します。
健康な髪の水分量は、およそ11~13%とされています。

髪は水分の吸放湿が大きく、乾燥するとパサついて広がりやすくなります。
また、肌については、よく「保湿が大事」と謳われているように、水分量が10%以下になるとドライスキンといわれる状態になり、肌荒れ、かゆみの原因となります。適度な湿度環境を心掛けましょう。



現状の室内空間では温度に対しての対応策は講じられているが、湿度に対する対策が不十分となっている。カビ・ダニ・細菌(ウィルス)などは湿度と密接な関係があり、湿度が高くても低くてもいけない。機械による換気は、機械本体の経年劣化によりいずれ故障する為、室内空気環境の維持にコストがかかる。 一方で、自然の通気により快適な温度と湿度を維持できる家造りはその性能を長期にわたり維持できる。子供や高齢者が健康的で安心して暮らせる温湿度の家造りが一番の理想なのではないでしょうか?